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越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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この記事は『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その2』の続きです。


『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その1』からお読み下さい。





いよいよほだれ様の御出座である。

祠の前に大勢の男衆が集まり御神体を運び出す。



とは言え「長さ2.2m・重さ600kg」ものデカブツを、狭く足場の悪い石段の上で運び出す作業は困難を極める。

大勢で掛かろうにも狭い為に作業に参加できる人数が限られてしまうのだ。

そんなわけで持ち上げて運ぶのは無理なので、もっこで担ぎながらも紅白のコロを使って転がしつつ、慎重に石段の上からおろして行くのだ。



ただ・・・やっぱりそれで運ぶのは無理があるようで、ちょっとばかし石段で擦っていた。



神輿の台座に何とか載せたがちょっと危なっかしい。



オレンジのベルトでしっかりと固定しセットアップ完了。




そして・・・




リフトアップ!



チンコ神輿リフトアップ!

チンコ神輿発信準備完了!!



そして初嫁さん達が乗り込むまで、一旦台座に据えられる。



担ぎ手には森長岡市長も参加。

今までいろんなイベントで森市長を見たことあるけど、こんなに楽しそうな森市長ははじめて見た。

やっぱり森市長も「ほだれ様」が大好きなんだ。



そして神輿にハシゴガ掛けられ初嫁さん達がほだれ神輿に乗り込み、いよいよメインイベントの「御神体巡覧」が始まるのであった。




『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その4』に続く


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「ほだれ祭」はちょっと一休みして、たまには八百屋っぽいことを書く。





先日市場の果物売り場をぷらぷら歩いていたら、市場の担当者のY本さんに静岡JAしみずの「越冬完熟デコポン」なる物をもらった。



普及品はある程度試食はさせてくれるものの、市場は基本的にはほとんど試食させてくれないのが普通だ。

それがなにも言ってないのにデコポン、それも樹上で越冬完熟させた高価なものを丸々一個試食でくれたのである。



Y本さん「糖度16.5度以上ある奴だからな。よく味わって食え」

通常のデコポンの糖度は13度程度。

もっとも柑橘類の甘さは糖度と酸度の割合で決まるから、糖度がいくら高くても甘いとは限らない。

でもやっぱり美味いデコポンを選ぶなら糖度の高い物の方がいい。



しかし・・・Y本さんがこんな高価なものをくれるなんて珍しい。


雪でも降るんじゃないか?


一瞬そう思った。








そして・・・案の定その日の天気は大いに荒れた。




さっそく試食してみる。


やっぱり酸が若干強かったので糖度16.5度以上というほどの強い甘味は感じない。

でも酸が強いといってもちょうど良い位で甘味も十分甘い。

個人的な評価で言えば「酸味と甘味のバランスが優れていて、しかもコク味のある非常に美味しいデコポン」といった感じだ。


美味しい果物の旬は短い。

柑橘類は酸が抜けすぎると味がヘタレて不味くなる。

「越冬完熟デコポン」が美味しいのも今のうちかもしれない。

ちょっと普通のデコポンより値段は高めだけど、見かけたら試してみてください。

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この記事は『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その1』の続きです。



おっとしまった、間違えた。

一般参賀が始まったと書いたが、その前にもうひとつあったんだった。


「初嫁厄払い」が終わると、会場である坂道の下のほうから、昔ながらの蓑笠・もっこ姿のおいちゃんがお神酒の酒樽を担いでえっちらおっちら人波掻き分けやってきた。



そしてほだれ様の祠前で、初嫁さんによる奉納されたお神酒の鏡開きが行われた。



ここで酒樽の蓋がなかなか割れないというハプニングが。

本当は簡単に割れるように出来ているらしいんだけどね。


そして一般参賀が始まり、さっそく俺もならんだのであった。



狭い石段に並びながら脇の方を見ると、ここにミニチュアみたいな石のほだれ様がある。



ミニチュアとはいえなかなか立派なものである。

サイズといい硬度といい、まったく勝てる気がしない。


感心しながら石造りのちんこを眺めている間にも列は進み、俺の順番まであとわずかである。


それにしても、老いも若きも男も女も拝礼しながら「ほだれ様」を撮影しまくっているが、果たしてこれでいいのだろうか?





まあ、面白いから、いいか。



そうこうしている間に俺の順番がやってきた。

みなさま、お待たせいたしました。


これが噂の「ほだれ様」です!





おおおお・・・・なんて凛々しいお姿なんだ・・・・・・


小さな祠の中で雄々しくそびえ立つほだれ様。


ほだれ様の威厳に打たれ、しばし呆然と立ち尽くす。


ややあって、お賽銭を投じ拝礼の作法「二礼、二拍手、一礼」を守って拝礼し終えた。



拝礼を終えて、お神酒と榊をいただいた。

まあいただいたと言っても、形だけ口をつけるくらいの極少量だけど。



参拝を終えたあと、実はさっきから小さい方をもよおしてたので案内所の人にトイレの場所を聞くと「坂の下のほうにある、ほら、あの白い建物!」と教えていただいた。



近くに案内の看板が張ってある、と言うので取りあえず近くまで行ってみた。


すると・・・あった。

看板てこれか・・・。





うんこ処て・・・。


いやいやいやいやいや、ここまで吹っ切れて下ネタに走っているとは、さすがのおいらも完全に意表をつかれちまったぜ。


ちょっぴり、感心した。



トイレから戻ると、まだ一般参賀の列は続いている。

当分続きそうなのでしばらく出店をのぞいたりお土産を購入するなどして時間を潰した。




案内所にほだれ祭のパンフレットが置いてあるあたりが素敵だった。



そうこうしているうちに一般参賀も終わり、いよいよメインイベントであるチンコ神輿の為に、ほだれ様に御出座いただくのであった。



『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その3』に続く


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2007年3月11日。


この日、我が「やおログ調査隊」(構成員1名)は、長岡市(旧栃尾市)下来伝で行われるという奇祭「ほだれ祭」の調査を行うために、榎峠を越えた。



「ほだれ祭」とは巨大チンポコをご神体と崇め、豊穣と子孫繁栄・安産祈願などを行う「ほだれ神信仰」における厳かな神事である。


この下来伝地区に祀られたマイナーな道祖神だったはずの「ほだれ神信仰」はいつの間にか急速に広まり、県内はおろか全国各地、あるいは海外からも信者が毎年巡礼に訪れるようになったという。


新たな宗教勢力として急速に台頭してきた「ほだれ教団」

今まで我々は、数々のカルト教団による組織犯罪・テロ行為を目撃してきた。


「ほだれ教団」が崇め奉る「ほだれ大神」とはいかなる存在なのか?

新たなカルト勢力となる危険はないのか?


その危険性の有無を調べる為に、今回の潜入捜査の指令が下ったのだ。




【3月11日AM11:00 長岡市(旧栃尾地区)下来伝】


この日長岡は雨が降っていたが、新榎トンネルを栃尾側に抜けると雪に変わっていた。

当初はもっと早く到着する予定だったが、いろいろあって予定よりかなり遅れてしまった。


<予定>
朝7時起床→9時出発→10時前に会場着。

正に完璧なプランだった。プラン通りに実行されてればだが・・・。



<実際>
7時起床→二度寝→8時起床→優雅に朝のネットタイム→9時半頃慌てて準備開始→10時過ぎ出発→11時会場着。


まあ単独行では良くあるパターンである。

ちょっと会場から駐車する場所が遠くなっちゃうけど仕方ない。


ちなみにこの日は二車線の道路の片側が臨時の駐車場となっている。



ちょっとわかりづらいかも知れないが、こんな感じで車が会場までズラーっと並んでいる。

車のナンバーを見るとやっぱり「長岡ナンバー」と「新潟ナンバー」の車が多い。

居並ぶ「長岡ナンバー」の車に紛れて「長崎ナンバー」のロードスターもあった。

危うく見過ごすところだったが、ちょっと面白かった。



会場に向かう道すがら、太鼓の音が聞こえてくる。

どうやらもう祭りは始まってしまったようだ。

急ごうにもどうにも雪の登り坂である。

長靴なんて気の利いた履物なんて持って来なかった。

思いっきり普段履きの靴である。

滑る滑る、濡れる濡れる。

後々開き直って濡れるに任せるのだが、この時点ではまだ開き直ってなかった。


まあいいや、確か一番最初は「大しめ縄張り」だったはず。

そんなにすぐには終わらないだろう。


違う意味で開き直ってのんびりと会場に向かって歩いていった。




会場に着くと「大しめ縄張り」の真っ最中。

かなり大変そうだ。

御神木の周囲は長く、大しめ縄はかなりの重さである。

周囲を大勢の人達が取り囲みながら作業を見守っている。


ちなみにこの御神木は「ほだれ神」と対になる「女杉」なんだそうな。



御神木に大しめ縄を張り終わると、続いて「ほだれ様」にも真新しいしめ縄がかけられる。

これにてどうやら儀式の準備は整ったようだ。



そして巡礼に訪れた信者達が神妙見守る中、厳かに儀式が始まった。

宮司による五穀豊穣・子孫繁栄・安産祈願などの願いを込めた祝詞が奉納され、集まった信者達にも榊が振られ福が分かち与えられる。



やがて今年の初嫁さん達が壇上に呼び集められ、子宝と安産を約束するイニシュエーションが執り行われる。

なお今年集まった5人の初嫁さんは全員県内からの参加者で、他都道府県の参加者はいなかった。

ちなみに内訳は、地元下来伝の嫁さん1人、旧長岡市内から2人、旧中ノ島地区から1人、県北の村上市から1人である。



まあ、実はここら辺で退屈してきていた俺は朝食を食べてなかった事もあり、早々にお食事タイムに入っていたのだ。

選べるフードは焼きそば・唐揚げ・うどん・たぬき汁・フランクフルト・焼き鳥などである。


となれば、やっぱりまずは「たぬき汁(モチ入り)」をチョイスしないわけにはいかないだろう。



汁自体はこういったイベントでよくあるチープな感じのものだ。

ぶっちゃけそれほど美味いものではない。



これがたぬき肉。

たぬきの肉は臭い、と良く聞くが、言われるほどの臭みは感じない。

味の方は肉の量が少なすぎてなんとも言えんが、悪くはない。

でもやっぱりもうちょっと肉が欲しい。


まあ汁や肉はともかくとして、モチが美味かった!

たぶん地元のもち米100%で作ったモチなんだろうが、もうスーパーやそこらの店で売ってるうるち米が混ざったようなモチとは全然違う!



ほら、こうやって箸で持ち上げると・・・



でろでろでろ~ん

まるでドリフのギャグみたいにモチが伸びる!

つきたて生モチだからというのもあるかもしれないが、それにしても美味いモチだった。


たぬき汁を平らげた後、焼き鳥に心惹かれそれも買った。



鳥皮である。

実に鳥皮だ。

なんか無性に酒が欲しくなる。

酒と言えば「かじか酒」もある。

飲みたい。

無性に飲みたい。

だが車がある。

飲むわけにはいかない。


今思えば「かじか」だけでもお願いして分けてもらえば良かった。


そして、俺が飲食にうつつを抜かしている間に厳かな儀式が終わり、一般参賀が始まった。

いよいよ謎に包まれた「ほだれ神」を間近で見る機会がやってきたのだった。



『ミッションチンポッシブル 栃尾地区下来伝に伝わる謎の儀式『ほだれ祭』に潜入捜査せよ!その2』に続く





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久しぶりの洋風カツ丼レポート。


ぶっちゃけ忘れてた。


まあ長い人生そんなこともあるだろうし、気にせずに再開。



帝京高校前の通りを宮内方面に走っていくと、左側に『両苑』という看板がある。

洋風カツ丼の調査を進めている過程で、この店のメニューにも洋風カツ丼が存在するという情報を得た。


時は10月。

そろそろ肌寒くなる季節だが、今年はまだ暖かくこの日も雲ひとつない青空が広がっていた。





いやごめん、雲あった。思いっきり写真に写ってるし。

ついついノリノリで「雲ひとつない青空」とか書いてしまった。




でも反省はしない。

そして訂正もしない。




あれはきっと雲じゃないんだ。

きっと大きな綿菓子なんだ。


そんな妄想を子供のころにしたかもしれない。





だがしかし、正直天気なんてどうでもいい。

子供のころの妄想もクソ喰らえだ。

そろそろ本題に入ろう。




店内に入ると意外と小奇麗な感じの店だった。

もちろんそこはかとなく昭和チックな風情が漂っていて、なかなか落ち着けそうな感じ店だ。

『両苑』という店の名前から、なんとなく中華系か?と思っていたのだが、どうやら違うみたいだ。



洋風カツ丼はこの店の洋食メニューのトップにあった。

個人的には下から2番目の「あれこれランチ」に心惹かれるものがあったのだが、今回来訪した目的は「洋風カツ丼」の調査にある。

「あれこれランチ」の調査はまた次の機会に回し、「洋風カツ丼」を注文する。


それにしても洋食メニューにさりげなく「チャーハン」が含まれているあたりに、この店の主人の強者っぷりが現れているようでなかなか好感が持てる。





他所の洋風カツ丼と違って、間仕切りのある皿に洋カツとサラダが別々に盛り付けられている。

見た感じはごく普通の「デミグラスソース系」の洋風カツ丼。

なかなか美味そうである。


それではいただきます。





うん?



なんだこれは!?






甘い!




結構強い甘味がある。

最初は普通のデミグラスソースの味。

それから遅れてガツンとした甘味がやってくる。

でも嫌な感じの甘さではない。


これはこれで美味いじゃないか。


これ、結構好きかも。



カツは甘味の強いソースに合わせたか薄めの物だ。


だがカツはいい。

デミグラスソースの量がちょっと少ないんじゃないか?

もうちょっとデミソースが欲しい。

ギブミー・ソース!!



そう思いながら喰ってたのだが、甘味が強い為か最後の方はやっぱりちょっと重くなってきた。

デミソースの量はあれで良かったのだ。



結構甘口な「デミソース系洋風カツ丼」でしたが、なかなか美味い洋風カツ丼でした。

同じデミグラスソースをかけたものでも、店によっては色々個性があるものです。

ごちそうさまでした。


『両苑』
住所:新潟県長岡市豊田町17(地図
TEL:0258-33-5203
営業時間:知らない
定休日:知らない


【洋風カツ丼関連の記事】
長岡の知られざる地域限定食『洋風カツ丼』 一軒目『武屋』
長岡の知られざる地域限定食『洋風カツ丼』 二軒目『レストラン美香』
長岡の知られざる地域限定食『洋風カツ丼』 三軒目『船場』



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来迎寺駅前のつばめタクシー隣に「わかば家」という飲み屋さんがある。

さすがに遠いからたまにしか飲みに来れないが、マスターや奥さんと仲良くなったので、普段から飲む代わりにメシ食いに来てる。

と言ってもお食事メニューは寿司とかしか無いんだけどね。


先日は帰りの足が確保できたので、久々に「わかば家」に飲みに行ってきた。



夕方も早い時間に着いたので、まだ店内にはうちらだけ。

昼間は別の仕事もしているマスターもまだ帰ってきていない。


ちなみに店内の様子はこんな感じ。



この店は朝日山酒造のお膝元だけあって朝日山の酒が充実しているが、他にもマスターお気に入りの焼酎やカクテルなんかもある。


この日の酒はマスターがこだわって割り水してある「百秀」という芋焼酎を飲んだ。

「久しぶりにモツ鍋喰いたい」と、一緒に飲みに来たT橋さんが言い出したのでモツ鍋を注文。


とりあえずモツ鍋が出来るまで他の肴をつまみながら、奥さんにバイトの大ちゃんも交えてT橋さんと談笑タイム。


残念ながら何話してたか忘れちゃったので、とりあえず美味しかったものを列挙。



お通しで出てきた「生タコとめかぶの酢の物」

これが実に美味かった。お代わりしたくなるくらい美味い。我慢したけど。

お通しでなくレギュラーメニューに入れてくれないかな~。マジで。


『目鯛の刺身』


T橋さんのお気に入りの一品。

確かに脂がのってて美味い。

写真をクリックすると拡大するので、そうやって見て欲しいぐらい脂のりまくり。

日本酒が欲しくなった。


『シーザーサラダ』


俺のお気に入りのサラダ。

ここのシーザーサラダはクルトンの代わりにバターをつけたバゲットが使われている。

ドレッシングも美味い。大好き。


『北海道産・本シシャモ焼き』


最近はテレビでもやるようになったからご存知の方もいると思うけど、スーパーあたりで「シシャモ」として売られている魚は実は「シシャモ」ではなく、まったく別の種の「キャペリン(和名カラフトシシャモ)」という魚で、長らく漁獲量の激減したシシャモの代用品として扱われてきた。


本物のシシャモは世界中でも北海道の鵡川でしか採れない希少な魚。

キャペリンは子持ちのメスしか流通していないが、本シシャモはオスも流通していて、身の味自体はオスのほうが美味いと言われている。

そしてこれがその北海道は鵡川の本物のシシャモ。


う~ん、やっぱり美味い!


最近は長岡でもあちこちのお店で本物のシシャモが食べられるようになった。

漁獲量が少ないはずなのに、そんなに流通させて大丈夫なのかな?



そうこうしているうちにマスターが帰ってきて、モツ鍋も煮えた。


『博多風モツ鍋』


モツ鍋と言えば長岡で有名なのは「たつみ」のモツ鍋。

でも「たつみ」のモツ鍋は美味いんだけど、肝心のモツ自体は歯応えが堅いだけのもので、正直美味いと思えない。

その点ここのモツは柔らかく脂も取り除きすぎておらず、牛モツの旨みが存分に味わえる。



ほら、こんな感じで脂ののった牛モツがいい具合に煮えていて、実に美味い。

モツはやっぱり脂を取り過ぎるよりも、これぐらい脂が残っていた方が脂の甘味や旨味が味わえていいな。



キャベツやもやし・ニラ・豆腐などの具も、具の出汁が良く出たスープも実に味わい深くて美味しい。


と言う事になれば、〆の「ちゃんぽん」を頼まずにはいられない。



ここのちゃんぽん麺は、本場の長崎からわざわざ取り寄せているという。

マスターはカウンター担当で自分では料理しないんだけど、そういった食材に関してはやたらとこだわっている。

こういっちゃ悪いけど、焼酎マニアが高じて九州の食材マニアになったかのように。

まあそんなに重症では無いんだけどね。


マスターいわく「このちゃんぽん麺は煮込んで食べた方が美味い」とのこと。

見た目からしてちょっと細めのうどんのような、そんな感じ。

では、いただきます。



う~ん、美味いんだけど、正直中華麺のような食感を想像していただけに、うどんのような独特の食感は違和感があるな。

いや本当に美味いんだけどね。でも食べ慣れてないから、、、

正直、これなら普通に中華麺の方が俺好みかなあ。。。


そんな感じで微妙に精神的に消化不良を起こしていると

マスター「まだ具も残っているみたいだし、ご飯あるから雑炊にでもしますか?」



おおおおおおお!!!!!!マジっすか!!!!!!!!


結構おなか一杯だけど、雑炊喰えるなら別腹空けときますよ!!!!


かくして、さらなる〆の一品として雑炊を食すことにあいなりました。


ご飯・ネギ・溶き卵を投入して、蓋を閉じて数分・・・


雑炊完成!!

マスター「このゆずコショウ入れて食べると美味いよ」

とマスターお薦めのゆずコショウを入れて食べてみる。

(ちなみに「ゆずコショウ」とはゆずと青唐辛子(コショウ)を摺り合わせて発酵させた九州独特の発酵食品で、主に調味料として使われている)


すんげ~美味い!

なんだこりゃ。


いや~実に良い〆の一品で、かなり満足させていただきました。


時期的にはかなり前の話なのでもう暖かくなっちゃったけど、機会があったら食べてみてください。

ちなみに今度夏に向けて「ちりとり鍋」とかいう大阪発祥の鉄板焼きみたいな料理を出そうとして、色々考えているようです。


『わかば家』
住所:長岡市(旧越路町)来迎寺甲2725-1(地図

TEL:0258-92-2015
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜祝日・第3月曜日

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長岡で有名なカレー&洋食の老舗と言えば「レストラン ナカタ」


その「レストラン ナカタ」と言えば思い出されるのが有名な「50倍カレー」である。


正直言って俺はそれほど激辛好きではない。

むしろ苦手な方だと思っている。


少なくとも自分ではそう思っていた。

そんな俺にとって「ナカタの50倍カレー」に挑戦するなど、とんでもないことだという認識があった。


しかし先日ナカタの姉妹店である「レストラン&喫茶 やま」で10倍カレーを食った時「なんだこんなものか。普通に喰えるじゃん」と思い、ナカタの50倍カレーに挑戦してみようと思いたったのだ。


で、今日行って来ました「レストラン ナカタ」へ。


狭い階段を登り2階の店内へ。

階段の途中にはこれまでに「ナカタの50倍カレー」に挑み、完食に成功した者達の写真が飾られている。

すでに成功した挑戦者は一万人を超えるというから膨大な数だ。


というかそんなに成功者がいるなら実は大したことないんじゃないか?とつっこまれそうな気がしなくもないが、まあそれは禁句ってことで。


店内に入ると昼も遅い時間だけあって、他にいる客は遅い昼食を取っているリーマンしかいない。

単にさぼり中だったのかもしれないが。



窓際の席に座り、注文を取りに来たお姉さんに「イギリス風カレー、辛さ50倍」とアイスコーヒーを注文。

メニューには「黄色いナマズ」さんからの情報通り「洋風カツ丼」がありましたが、この日の気分は「カレー曜日」だったのでまた今度にします。




待っている間、漫画が大量にあったので浦沢直樹の「パイナップルARMY」をチョイス。

やっぱり「ジェド・豪士」は最高にCOOLだ。



しばらく読みふけっていると、ちょうど盛り上がってきた場面のところで「ナカタの50倍カレー」がやってきた。



いよいよ50倍カレーに挑戦であります。

ちょっとどきどきして参りました。

ではいただきます。



うん・・・思ってたよりも辛さはそんなでもないかな・・・。


と最初はちょっと拍子抜けしたような感じだったのですが、食べ進めるうちにだんだん口の中が焼けてきました。


か、辛いっつーか、熱いっつーか、口の中が痛い、、、


体温は急上昇。おでこからも汗が噴出。

大変なことになって参りました。



激辛物を食うと、翌日運子するとき校門の粘膜がやられて激しく痛い、と言う話を思い出しちょっと心配になりました。

カレーを食いながら運子の心配をするとは、我ながらなかなかの強者っぷりですが。



口の中が痛いので途中、大量に付いてきたらっきょ・ピクルス・福神漬け等のつけ合せで箸休めし(スプーンだけど)、水をガブガブ飲みまくり。

遅れて味噌汁が運ばれて参りましたが、実にこいつが強敵でした。

暖かい味噌汁を飲むと、普段はなんとも感じない程度の熱さでも、50倍カレーの辛さにやられつつある口内の粘膜を強く刺激します。



これはいけません、援軍が必要です。




「カマァ~ン!ジェド・豪士!」





漫画を読みふけり気を紛らわせつつ、食べ進めます。


でも気になってしょうがないです。

吹き出る汗を拭い、氷水をがぶ飲みし、らっきょを貪り、なんとか完食に成功しました。







いや、残ってるだろ!!



と言うつっ込みが聞こえてきそうですが、これは食べてる途中の写真です。

完食成功の写真を撮り忘れたので、代わりにこれを・・・。


許してにゃんまげ、えへっ(30代♂)。



食後のアイスコーヒーを堪能しながら漫画の続きを読んでいるときに「50倍カレー完食者の写真」を撮りに来ましたが、丁重にお断りさせてもらいました。


ブログネタにするからには、こんなところで顔は晒せません。



漫画を読み終えアイスコーヒーも飲み干したので、お会計を済ませて店を出る。



階段の壁に大量に貼ってある写真を眺めながら降りていると、思いがけずある写真を発見しました。




わかる人だけわかるネタですが、、、




こんなところにVIPPERが!!!!!1111!!!



しかも、、、、、、




ブーンしてるし!!!!!









(´・ω・)つ空気嫁




『レストラン ナカタ』
住所:新潟県長岡市坂之上町2丁目3-6(地図
TEL:0258-34-3305
営業時間:11:30~21:00
定休日:不定休



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毎年3月第2日曜日に、長岡市(旧栃尾市)下来伝地区で行われる『ほだれ祭』というイベントがある。


「ほだれ祭」のほだれとは「ほだれ=穂垂れ」の意で、そのご神体は長さ2.2メートル・重さ600キログラムもある巨大なチンコ型の木像であり、男なら誰もが戦慄しひれ伏すほどの存在感を醸し出す。


その偉大なるほだれ様を崇め奉り、五穀豊穣と子宝・安産に初嫁さん達が恵まれるように祈願するのが『越後の奇祭 ほだれ祭』なのだ。


その「ほだれ祭」の公式HPはこちら




リンク先を詳細に見てもらえればおわかりいただけるように、メインイベントは神輿の土台に据えられた「ご神体」に初嫁さん達が跨り、村内の男衆に担がれ威勢良く練り歩く「御神体巡覧」。




巨大なチンポコに初嫁さんが跨りワッショイワッショイ。

初嫁ライドオン・チンコである。









まさにセクハラ度100%


アメリカ連邦裁判所に訴えられたら何十億の賠償命令が出されるのか、想像するだに恐ろしいお祭りなのだ。



今年の3月第2日曜日は11日。

初嫁さん募集もまだ締め切ってないようなので、新婚さんは応募してみてはいかがだろうか?

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越路の宝徳稲荷大社の前の通り沿いに『食事処しょじょじ』という天ぷら屋さんがある。


「稲荷大社」と言えばきつね、「しょじょじ」と言えばたぬきである。


まさか宝徳大社に喧嘩を売っている訳じゃないだろうが、この天ぷら屋さんの存在は以前から気になってた。

長岡で天ぷら専門店は珍しいが、ネット上での情報を見る限りここの店主の腕はお江戸の老舗てんぷら屋さんである「天國(てんくに)日本橋高島屋店」で料理長を務めたほどだという。



むう、もしかしたらこれは期待できるかも知れない。

そう期待に胸を膨らませて(Eカップくらいに)行って来た。



店を訪れたのは日曜の夜7時くらい。

日曜の夜だというのに、他にお客さんは持ち帰りで天ぷらを待ってる人が一人とテーブル席がひとつ予約されているくらいである。

立地的に仕方ないのかもしれないけど、あんまり流行ってないのかな?

そういえばたまに通りかかる時でも車はそんなに止まってなかったような気がする。

まさか・・・ハズレ店か?

嫌な予感が胸をよぎる。


でも高校生くらいのバイトの子が2人もいる。

おばちゃんの接客も丁寧で且つアットホームな感じで好感が持てる。

今日はたまたまヒマなのかも知れん。



店内はまだ新しく、小あがりの席はまるで家にいるようにのんびりくつろげそうな、そんな感じの作り。

食事メニュー以外にも、一品料理や天ぷらの単品メニュー・デザート等もあり、食事以外でも居酒屋・喫茶店代わりにも使えるようになっている。

で、肝心のお食事メニューだが、、、


一番高い大海老天丼が1200円、大穴子天丼が950円、通常の天丼等の主力メニューは700円ぐらいの価格設定。

天ぷら専門店と言うと高いイメージがあるけど、ここはかなりリーズナブルなんじゃないかと思う。

まあリーズナブルな価格設定だけに、お江戸の老舗天ぷら屋さんで使っていたような食材は使えないだろうが、老舗天ぷら店で料理長を張った職人の腕に期待しようと思う。


まあそんなわけで大海老天丼を注文したわけだが、ふと壁に貼ってあるメニューに目をやると、、、





「イチゴの天ぷら始めました」と書いてある。




ぬあにぃ!?


こ、これは八百屋ブロガーたる者喰わずばなりますまい。


早速追加で注文。あと、ウーロン茶も。



ここでふと、カウンター席の方を見ると、カウンター越しに親父さんが怖いぐらい真剣な顔で天ぷらを揚げているのが見えた。

やばい、なんか厳しそうな感じがする。

「酒小屋」での苦い記憶が甦る。

ヘタに写真なんぞを撮ってるのがバレたら怒られるかも知れない。

それでなくてもバレたらちょっと恥ずかしいのに。


でも、まあしょうがない。気持ちの上だけでも開き直るか。



しばらくして先に「イチゴの天ぷら」がやってきた。



イチゴの天ぷらは大振りな「越後姫」が3個並んでいる。

とりあえず写真を撮っていたらオバチャンがひょいっと顔を出した。

「イチゴの天ぷらは、すぐ食べないと中から水が出てフニャフニャになっちゃうから早めに食べてね」




いきなりバレた。写真撮ってるとこを思いっきり目撃された。


オバチャンは怒ってはいないみたいだが・・・・・・だが、俺が恥ずかしい。


まあいいや、開き直ろう。


添えられた天然塩をつけて、イチゴの天ぷらを食す。

「むう、これは・・・」




オバチャンが通りすがりにイチゴの天ぷらを食す俺を見て、にこやかに話しかけてくる。

オバチャン「どう?・・・微妙?w」

俺「ハハハ・・・正直、微妙w」

オバチャン「ハハハ、天ぷらにするとね、ヘタの部分も食べられるんだよ」

俺「なるほど!」

早速ヘタのところを食う俺。

確かに、ちょっと山菜っぽくてヘタの方が却って美味いかもしれない。


イチゴ天を喰いきらないうちに、「大海老天丼」が運ばれてきた。



閉まり切らない丼の蓋の隙間からなんかが盛大にハミ出している。


まるで、、、いや、なんでもない。


では、早速ご開帳。




でかっ!

でかいよ海老が!!

かなり大きめの海老が3本丼からはみだしつつ乗っかっている!!



なんて素敵なんだ・・・。



ではいただきます。



ブツリッ。

なんとも心地よい歯ごたえとともに海老が千切れていく。


いやいやいやいやいや、これは美味いじゃないか!


たしかに車海老と比べたら大味っぽいが、普通のブラックタイガーとだったら全然美味い!

タレも実に絶妙に味が抑えられていてクド過ぎず、天ぷら自体も純度の高いゴマ油を使っているためか食べていて重くならない。

これは好きな味だ!


こうなれば後は余計な言葉は無用。

ひたすらにむさぼり喰うべし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ごちそうさまでした。



味噌汁も美味しかった。

これで漬物が自家製の糠漬けとかだったら最高なんだが。


すっかり満足し「ごちそうさまでした」と会計に向かおうとすると、先ほど天ぷらを揚げているときは怖いくらい真剣なまなざしだった親父さんが実に柔らかな笑顔を満面に浮かべて「ありがとうございましたー!」って・・・


なんかジーンと来た。

なんとも痺れた。


やばい、この店大好きなタイプの店だ。

近くにあったらきっと通って常連になってる。



みなさま、無理にとは申しませんが、近くにおいでの機会がございましたら、ぜひ一度こちらのお店までお立ち寄り下さいませ。




いや、この店良い店なのに、なんかちょっと流行ってないみたいだから、応援したくなって、、、



『食事処しょじょじ』
住所:新潟県長岡市(旧越路町)飯塚2172-1(デイリーストア越路飯塚店すぐ近く)地図
TEL:0258-92-5219
営業時間:10:00~21:00
定休日:水曜日(8日は営業)
駐車場:5~6台(小路を入るとすぐ別に第2駐車場がある)



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まあタイトルの通り、記録的な暖冬のせいで今年の『雪しか祭り』は雪が無い。


おしまい。





いや、マジ。

雪無いんだよ、まったく。

一応曲りなりにも『雪祭り』だよ?

雪無きゃ盛り上がりようも無いじゃん。



そう思いながらも『雪しか祭り』に行って参りました。




まあ雪降らないんだからしゃ-ないにしても、冬の長岡を代表するイベントとしてはちょっと物足りないです。

雪が無いなら食しか楽しみがありません。


で、食楽座に行って参りました。


かも汁に心惹かれます。



会場に入った瞬間、「イタリアンの匂いがする!」っと思ったらやっぱりフレンドが飲食ブースに出店してました。



長岡でも老舗の割烹「青善」も出店してました。

でも、なんでラーメン・・・。

それも明らかに業務用の材料を使ったちゃっちいラーメン。

青善謹製「越後味噌漬」「一夜干し」とか色々自家製の素晴らしいものがあるじゃないですか。

飲食ブースじゃなくて、特産品ブースでそっちを売ればいいのに。



ここから特産品ブース。


ここは高柳の特産品のブースですが「甘辛みそじゃが」などの美味そうな郷土食が置いてあって、かなりそそられる。

ぶっちゃけ飲食ブースよりこちらの特産品ブースの方が個人的に心惹かれます。



こちらは小国の特産品である銀杏の加工品などが並んでいます。

先ほどのところで「甘辛みそじゃが」こちらで「銀杏おこわ」を買いました。

ただ思ったのが、飲食ブースでも焼きそばを扱っているところが多かったのですが、こちらでも扱っています。

いくら長岡人が焼きそば好きでもそんなに焼きそばばかりを食べてはいられません。

みんな安易な方に走りすぎです。




他にも色々な地域から特産品が集まっていて、なかなか楽しいです。



こんな感じで似顔絵を描いてくれるブースもありました。

カップルさんなんかは記念に描いて貰うのもいいんじゃないっすかね。



外の方にも飲食ブースがありました。

やっぱここにも焼きそばだのたこ焼きがありました。



ベンチに腰を降ろして先ほど買った物を頂きましょう。



「甘辛みそじゃが」は今晩の酒の肴にするつもりで買ったのですが、とりあえず一個だけ味見しました。


うん、これは美味い。

おそらく時期的にSか2Sぐらいのサイズの九州の新じゃがを茹でて、味噌とを砂糖を炒め合わせたものに絡めて作るんじゃないかと思うんだけど、実に美味しい。

今度作ってみよう。



「銀杏おこわ」も美味い。

醤油の風味がついた銀杏もだけど、おこわ自体の味付けもいいな。

たぶんもち米だけでなくうるち米も混ぜ合わせてあるんじゃないかと思うけど、これも好きな味だった。





以上、簡単ながらこんな感じでレポートしました。


本音を言うと、飲食ブースに関してはもっと毒を吐きたかったけど、吐き出すと収拾つかなくなりそうだからやめときます。


イベントレポートに関しては3月に新長岡市内で、あのイベントが控えているのでそちらに全力を注ぎたいと思いますのでお楽しみに!


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長岡で2月といえば『美松の39セール』の月だ。

長岡の老舗洋菓子店である美松の創業祭として、毎年2月限定でシュークリーム10個入りが1箱390円(税込み410円)で販売されるのだ。


同系列の『ガトー専科』にスッカリ人気を奪われた『美松』も、今月だけは繁盛店の仲間入り。

長い行列が厚生会館前を横切っている、とか、更に折り返して並んでいる、とかいう噂をよく耳にするが、それが事実であることは大手通りを歩けばすぐに納得いただけると思う。

それも一人で10箱買って帰る人も珍しくない。

俺が今までに目撃した中では、一人で20箱買って5箱で一縛りになった物を両手両脇に抱えて小走りに駆け抜けてくおっちゃんがいた。

大量買いする人ってのはたぶん近所に配ったり人から頼まれたりするのだろうか?

この時期に営業に行くとあちこちで美松のシュークリームを出されて嫌になった、という話も聞く。




まあそれはともかくである、2月になったからには『美松のシュークリーム』を食わなきゃならぬ。

俺も美松のシュークリームを手に入れた。


いや、もっと正確に言うと買ってきてもらった。


買って来てくれた人は仕事で付き合いのあるお客さん。

「これから美松に並びに行くんだけど、良かったら買って来ようか?」

「お願いしま~す」

行列嫌いの俺には、実にありがたい申し出だった。


翌日配達に行った折り、シュークリームを渡されながら

「ちょっと聞いてよ~、昨日すっごい並んですっごい待たされたんだYO!」

「どんくらい並んでたんすか?」

「2時間」




な、なにぃ~!!!!!!!



こいつぁ予想外だ!

いくらなんでも2時間待ちとは、、、、、、ありえねえ。



でっけえ借りが出来ちまったぜ。



かくして俺は美松のシュークリームを手に入れた。

会社に戻り、さっそく開けてみる。



相変わらずどことなく適当チックに詰め込んである。



シュークリーム自体も、通常商品として流通しないであろう歪な形の物が多い。

いや、まあしょうがないんだけどね。

会社の人に配る前に、撮影も兼ねて1個つまみ食い。

実を言うと、美松のシュークリームを食べるのは6~7年ぶりだ。



うん、相変わらずチープでそこそこの美味い。

でも昔はもっとカスタードの色が黄色くて、味ももうちょっとコク味があったような気がする。

気のせいかも知れないけど。


それにしても、なぜ長岡人は2月になると無性に美松のシュークリームを食いたくなるのか?

言っちゃ悪いが格別に美味いわけでもない。

170円余計にお金を出して580円払えば、もうちょっと美味くて大きいマルシャンのシュークリームが並ばずに買えるのだ。

なぜ1~2時間も並んでまで美松のシュークリームにこだわるのか?











愚問である。


行列に並んでまで買う、あるいは買ってきてもらう、そこに価値があるのだ。

困難を乗り越え手に入れてこそ、そこに人は無意識に価値を見出す。

例え人に買ってきてもらったものでも、買ってきた人に対する敬意と感謝の気持ちを持って、心から味わう。

それがいいのだ。




結論
美松のシュークリームは舌でなく、心で味わうべし!












そうすれば美松の39セールのシュークリームでも美味しく食べられるだろう。

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ぺヤングのカップ焼きそばが好きだ。

ぺヤングのカップ麺は美味いと思わないが、カップ焼きそばは大好きだ。

他社からも色々なカップ焼きそばが出ているが、ぺヤングのは他社と比べて1.5倍(俺比)の美味さがあると思っている。

実際そんなに違わないのかも知れないが、まあそれだけ好きだってこった。



そんなわけで腹減ったので昼飯にぺヤングを作って喰うことにする。



材料
ぺヤング 適量(今回は新商品のからしマヨネーズ味)
お湯 適量
忍耐力 適量(約3分)


1.ソース・からしマヨネーズ・ふりかけ・スパイスを取り出し、かやくを麺の上にあけ、熱湯を注ぐ。


2.蓋をして3分間じっと我慢の子。

  男には黙って耐えねばならないこともある。


3.3分たったら湯出口を広げ、お湯を捨てる。

  くれぐれもお湯を捨てる前に間違えてソースを入れてはいけない。

  俺も一度やらかしてしまった事があるが、あれは本当に悲しくなる。


4.ソースを麺にかけ、良く混ぜ合わせる。


5.からしマヨネーズ・ふりかけ・スパイスをかけて完成。



6.更に良くかき混ぜて喰うべし!



いや~、やっぱりぺヤングは美味いねえ。

なにがいいって、スパイスの香りがたまらんなぁ。


「まろやか&もういっちょいく?」


麺をすする度に、そんなフレーズが記憶に甦ってくる。


いや~本当美味い。




ごちそうさまでした。



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洋風カツ丼レポートもこれで三軒目。

長岡では「さっぽろ味噌ラーメン」で有名な『船場』に行ってきた。



お店の場所は長岡工業高校の真ん前、小路を挟んで長岡消防署というロケーションである。

下調べの段階でわかったことだが、ここの洋風カツ丼にはある特徴があるらしい。


席に着くと威勢のいいオバチャンが水を持って来たのでさっそく洋風カツ丼を注文。


読書(漫画)を楽しみつつ待っていると、やがて洋風カツ丼が運ばれてきた。




黒っ!?


いや~わかってたけど、本当に黒っぽいな。






かなり濃いこげ茶色のデミグラスソースがかかっている。

洋風カツ丼知らない人が見たら、まあ普通にカツカレーだと思いかねない。



う~ん、でもなんか美味そう。

いただきます。



うん美味い。


デミグラスソースはちょっぴり大人な感じのビターテイスト。

これはこれでイケるじゃないか。



見た目的にも味的にもこの店の個性が出ている。

洋風カツ丼発祥の店は確かに小松パーラーかもしれないが、それを参考にしながらもそれぞれの店が個性を出しているいい事だと思う。


この店の洋風カツ丼は言わば「ビターデミソース系」といった感じか。



これからもこのような個性的なメニューに出会えるだろうか?

これからの調査がますます楽しみだ。


今日はもう眠いので、この辺で。




【洋風カツ丼関連の記事】
長岡の知られざる地域限定食『洋風カツ丼』 一軒目『武屋』
長岡の知られざる地域限定食『洋風カツ丼』 二軒目『レストラン美香』


続く



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この記事は「長岡のB級グルメの王道『フレンドのイタリアン&ぎょうざ』その3 ゴージャス編」の続きです。

この記事は「長岡のB級グルメの王道『フレンドのイタリアン&ぎょうざ』 その1 基本メニュー編 」からお読み下さい。




あれから8日後、、、



リベンジの時は来た。



俺は夕方6時過ぎ、フレンドへと向った。




ん?あれ?

店員の兄ちゃんがこの前と違う人だ。


ああしまった。また一人違う店員さんにマークされてしまう、、、



まあ仕方が無い。

開き直った気持ちで注文する。


俺「え~とイタリアン、トッピング全部で」

兄ちゃん「え?全部?全部・・・いいんですか?」

俺「いいんです」

その時奥のほうにいたこの前の店員のおばちゃんが、俺に気づいて声をかけてきた。

ものすごい笑顔で。

おばちゃん「あれ?今日は全部にしないの?w」

兄ちゃん「いや、今ご注文いただきました」


ほらみろ、やっぱりマークされてしまった。

これからこの店に来る都度「トッピング全部盛りをやった男」というレッテルがついて回るんだ。


やれやれだぜ。



レシートを受け取り、テーブルに着くと早速レシートの確認をする。




OK、今回はパーフェクトだ。

最初からこうしとけば良かった、、、


兄ちゃんがアレコレ試行錯誤しながら盛り付けてくれている。

おばちゃんは相変わらず楽しそうだ。


そしていよいよ「ゴージャスイタリアン・パーフェクトバージョン」が完成したのだ!

『ゴージャスイタリアン』



美しい・・・なんと美しいんだ・・・・・・it's a ビューチフォー!!


いや~前回の物より数段盛り付けがきれいじゃないか。

人によって盛り付けのやり方が違うんだなあ。


まあ「全部盛りの」マニュアルなんか、さすがにないか。




片側の薄焼き卵をめくるとそこにキムチとハンバーグが載っていた。

こちら側のソースは色からしてどうやらミートソースのようだ。

どうやら片側をミートソース、反対側をカレーソースという盛り付けにしたらしい。

これならばソースの味がほとんど混ざり合う事もないだろう。



ハンバーグはミートソースとチーズに隠れてわかづらいけどここにある。

なんかものすごい美味そうだ。



反対側をめくるとカレーソース。

チーズとコーンがたっぷりでこれもそそられる。



ここがちょうどソースの境界線。

右側がカレーで左側がミートソース。


それではいただきます。









(数分後)

完食!


いや~美味かった。

大満足。

良い形で今回の企画の終了を迎えられそうです。


ごちそうさま、と店員さん達に挨拶し、家路に向う。




家に着き、何気なくフレンドのHPをチェックした時、新たなる衝撃に襲われた。


HPの掲示板の書き込み(記事NO:778)に、、、









新商品「辛口カレーイタリアン」発売










な、なんだってー!!!!!!!




Oh No・・・やっと調査が終わったと思ったのに・・・。


えー・・・どうやら今回の企画終了直前の1月17日に、フレンドから新商品が発売されたみたいです。

発売と言っても、今のところ試験販売のようで、取り扱い店舗も「喜多町店・北長岡店(川崎・パルス内)・三条店(ジャスコ三条店)」の3店舗だけのようですが。


今後の販売実績によって、レギュラーメニューになるかどうかが決まるらしいので、皆様どうぞお試しください。


『辛口カレーイタリアン』


まだ一回しか食べてませんが、かなり美味かったです。


「辛口カレーイタリアン編」は、もうちょっと落ち着いたら調査に取り掛かりますので、のんびりとお待ち下さいませ。



イタリアン以外の記事も書きたいので、、、




続く、かもしれない・・・。



関連記事

『下越のイタリアン 「みかづき」調査報告』





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今年のバレンタインデーは中止になったようです。

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