越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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2週間ほど前の日曜日、ヒマだったのでヤスとドライブがてら妙高の蕎麦屋『こそば亭』に向かった。
妙高の蕎麦の在来種『こそば』を使って打った旨い蕎麦が喰える店らしいので楽しみにしてたんだけど、残念ながら1時半ちょっと過ぎに着いた時には昼の営業が終わってた。
残念。
仕方ないので近場で発見した『とん汁の店 たちばな』で昼飯を喰うことに。
「とん汁の店 たちばな」
新潟県妙高市栗原2-3-10
10:00~20:00
休:月曜日(祝日の場合は翌日)
0255-72-2450
ヤスによるとコマチやなんかの地域情報誌に載ってたらしい。
上越地方ではけっこう有名な店みたい。
メニューはこんな感じ。
とん汁定食の並盛りにしようかと思ったけど、盛りが少なかったら悲しいので大盛りにした。
お腹空いてたしね。
『とん汁定食(大盛)』(1100円)+トッピングで『かんずり』(50円)
でかっ!
ラーメン丼より一回り小さめの丼一杯に豚汁が盛られてきた。
ごはんの方も大盛りである。
いくらなんでも多すぎだ!
大盛り頼んだのは大失敗。
さすがにちょっと残してしまいました。
豚汁自体は玉ねぎの煮とけた甘味のある汁に、豚肉・豆腐・玉ねぎの具がこれでもかと入っている。
正直あまり好みの豚汁ではなかった。
じゃがいも・白滝・ごぼうが入ってない豚汁はなんだか寂しい。
ヤス曰く「(味噌ラーメンで有名な)ミサのスープに似ている」そうなので好きな人は好きな味なんだろうな。
俺はそんなに似てるとは思わんけど。
その後、津南方面に抜けて帰ることにして一路山道へ。
途中で安塚区の道の駅に寄る。
小さなカフェも併設された道の駅。
地域の野菜や農産物加工品も販売している。
三年熟成味噌と藁苞納豆に惹かれたが、買って帰ったのは結局「藁苞納豆」だけ。
三年熟成味噌買って帰れば良かったな~っと今更後悔。
納豆は藁苞を開いてみたらビニールにくるまってた。
意味ねえ。
さらに津南を目指して山道を走っている時に見つけたお店。
小さな商店と食堂?が併設されている。
残念ながら準備中。
準備中でなくてもお腹一杯で食べられないが。
ここの広い駐車場の入り口にあった、なんだかいわくつきげな石。
「龍摺石」というらしい。
脇に由来を書いた看板が立っている。
ほほう
ふむふむ
なるほど!
なんでも昔、この辺から信濃国境に点在する池に龍王が住んでいて、婚姻のもつれから「野々海の死闘」と呼ばれる戦いの結果負傷した龍王が、なんでか知らんけどこの石に尻尾を摺りこんで昇天したらしい。
で、この石には龍王の尻尾の跡が残っていると・・・
でもなんか龍の尻尾を摺り付けた跡というより巨大なチン・・・おっといけない、これ以上はバチが当たる。
それはともかくとして全然関係ない話なんですが、夏目漱石は鼻毛を抜いて原稿用紙に植えつけるのが趣味だったそうですね。(しかも現存している)
さて、ここまで津南を目指して来ていたけど、ここいら辺で気が変わって松之山・松代方面へ進路変更。
途中松之山温泉街を散策してみたりしながら、まったりとドライブ。
帰りに「こそば亭」の無念を晴らす為にも蕎麦喰っていくか、という話になった。
ヤスに「弥三郎そば」のラップ蕎麦の話をしたら、非常にウケたらしく、ぜひそこにしようという事になった。
が、しかし・・・
7時ちょっと前だと言うのに、またもや営業終了していた。
残念。
ラップ蕎麦に関してはまたの機会に。
気を取り直して違うお店へ。
そこから17号へ戻る途中にある「はつ穂」
「そば切り はつ穂」
新潟県魚沼市中島新田119-1(旧広神村)地図
02579-3-2257
11:00~15:30 17:30~20:30
休:木曜
メニュー。
この店は蕎麦を鴨汁につけて喰う「鴨汁せいろ」が有名らしいけど、個人的には「二・八もりせいろ」の方がお薦め。
この店はなんと言っても鰹節の香りの強いそばつゆが旨いのだ。
鴨汁は鴨汁で別に注文すればいいし。
ここんちはお茶も旨い。
でも女将さんに聞いたら普通のお茶なんだって。
俺が普段ろくなお茶飲んでないのかなー?
「二・八もりせいろ 大盛り」(1000円)
大盛りなのでせいろが2枚。
そんなにお腹空いてないけど、蕎麦好きにとっては蕎麦は別腹。
2割の小麦粉でつないだ二・八蕎麦といい、鰹節の香りの強いしっかりしたそばつゆといい、この店は魚沼地方のへぎそばではなく関東風の蕎麦。
正直どの蕎麦屋で喰ってもそんなに違いを感じない味音痴な僕ですが、このお店の蕎麦はなんとなく他所の店とは違う。
実に旨い。
蕎麦湯も白くてトロトロした、蕎麦の香りが強い物が出てくる。
たぶん蕎麦湯に蕎麦粉を足しているんだと思うんだけど、これが実に旨い。
最後まで蕎麦を満喫できました。
この店も旨いんだけど、やっぱりこの辺のへぎそばと違うせいか近くに小松屋という人気店があるせいか、あんまり流行っていない。
なので他のお客さんの居ない時に女将さんや大将に話しかけると、そりゃもういろいろ教えてくれる。
てゆうかなかなかトークが止まらない。
10年くらい前から旧広神村では、田んぼの転作栽培で蕎麦の生産を始めたそうなんですが、最初長野の品種を取り寄せて栽培したら、土壌が合わなかったのか気候のせいか、品質的にダメダメ。
その後代わりに栽培し始めた栃木の在来種が土地に合い、さらには地元の農家の方の勉強と努力もあり、今旧広神村では非常に良い蕎麦が取れるようになった。
なのでこのお店の蕎麦は100%地元旧広神村の蕎麦粉を使っているそうです。
こんな感じでなかなか楽しいお話を聞かせていただきました。
いや~、実に楽しい。
この後無事に長岡に帰りつき、楽しいひまつぶしドライブは終わったのでありました。
妙高の蕎麦の在来種『こそば』を使って打った旨い蕎麦が喰える店らしいので楽しみにしてたんだけど、残念ながら1時半ちょっと過ぎに着いた時には昼の営業が終わってた。
残念。
仕方ないので近場で発見した『とん汁の店 たちばな』で昼飯を喰うことに。
「とん汁の店 たちばな」
新潟県妙高市栗原2-3-10
10:00~20:00
休:月曜日(祝日の場合は翌日)
0255-72-2450
ヤスによるとコマチやなんかの地域情報誌に載ってたらしい。
上越地方ではけっこう有名な店みたい。
メニューはこんな感じ。
とん汁定食の並盛りにしようかと思ったけど、盛りが少なかったら悲しいので大盛りにした。
お腹空いてたしね。
『とん汁定食(大盛)』(1100円)+トッピングで『かんずり』(50円)
でかっ!
ラーメン丼より一回り小さめの丼一杯に豚汁が盛られてきた。
ごはんの方も大盛りである。
いくらなんでも多すぎだ!
大盛り頼んだのは大失敗。
さすがにちょっと残してしまいました。
豚汁自体は玉ねぎの煮とけた甘味のある汁に、豚肉・豆腐・玉ねぎの具がこれでもかと入っている。
正直あまり好みの豚汁ではなかった。
じゃがいも・白滝・ごぼうが入ってない豚汁はなんだか寂しい。
ヤス曰く「(味噌ラーメンで有名な)ミサのスープに似ている」そうなので好きな人は好きな味なんだろうな。
俺はそんなに似てるとは思わんけど。
その後、津南方面に抜けて帰ることにして一路山道へ。
途中で安塚区の道の駅に寄る。
小さなカフェも併設された道の駅。
地域の野菜や農産物加工品も販売している。
三年熟成味噌と藁苞納豆に惹かれたが、買って帰ったのは結局「藁苞納豆」だけ。
三年熟成味噌買って帰れば良かったな~っと今更後悔。
納豆は藁苞を開いてみたらビニールにくるまってた。
意味ねえ。
さらに津南を目指して山道を走っている時に見つけたお店。
小さな商店と食堂?が併設されている。
残念ながら準備中。
準備中でなくてもお腹一杯で食べられないが。
ここの広い駐車場の入り口にあった、なんだかいわくつきげな石。
「龍摺石」というらしい。
脇に由来を書いた看板が立っている。
ほほう
ふむふむ
なるほど!
なんでも昔、この辺から信濃国境に点在する池に龍王が住んでいて、婚姻のもつれから「野々海の死闘」と呼ばれる戦いの結果負傷した龍王が、なんでか知らんけどこの石に尻尾を摺りこんで昇天したらしい。
で、この石には龍王の尻尾の跡が残っていると・・・
でもなんか龍の尻尾を摺り付けた跡というより巨大なチン・・・おっといけない、これ以上はバチが当たる。
それはともかくとして全然関係ない話なんですが、夏目漱石は鼻毛を抜いて原稿用紙に植えつけるのが趣味だったそうですね。(しかも現存している)
さて、ここまで津南を目指して来ていたけど、ここいら辺で気が変わって松之山・松代方面へ進路変更。
途中松之山温泉街を散策してみたりしながら、まったりとドライブ。
帰りに「こそば亭」の無念を晴らす為にも蕎麦喰っていくか、という話になった。
ヤスに「弥三郎そば」のラップ蕎麦の話をしたら、非常にウケたらしく、ぜひそこにしようという事になった。
が、しかし・・・
7時ちょっと前だと言うのに、またもや営業終了していた。
残念。
ラップ蕎麦に関してはまたの機会に。
気を取り直して違うお店へ。
そこから17号へ戻る途中にある「はつ穂」
「そば切り はつ穂」
新潟県魚沼市中島新田119-1(旧広神村)地図
02579-3-2257
11:00~15:30 17:30~20:30
休:木曜
メニュー。
この店は蕎麦を鴨汁につけて喰う「鴨汁せいろ」が有名らしいけど、個人的には「二・八もりせいろ」の方がお薦め。
この店はなんと言っても鰹節の香りの強いそばつゆが旨いのだ。
鴨汁は鴨汁で別に注文すればいいし。
ここんちはお茶も旨い。
でも女将さんに聞いたら普通のお茶なんだって。
俺が普段ろくなお茶飲んでないのかなー?
「二・八もりせいろ 大盛り」(1000円)
大盛りなのでせいろが2枚。
そんなにお腹空いてないけど、蕎麦好きにとっては蕎麦は別腹。
2割の小麦粉でつないだ二・八蕎麦といい、鰹節の香りの強いしっかりしたそばつゆといい、この店は魚沼地方のへぎそばではなく関東風の蕎麦。
正直どの蕎麦屋で喰ってもそんなに違いを感じない味音痴な僕ですが、このお店の蕎麦はなんとなく他所の店とは違う。
実に旨い。
蕎麦湯も白くてトロトロした、蕎麦の香りが強い物が出てくる。
たぶん蕎麦湯に蕎麦粉を足しているんだと思うんだけど、これが実に旨い。
最後まで蕎麦を満喫できました。
この店も旨いんだけど、やっぱりこの辺のへぎそばと違うせいか近くに小松屋という人気店があるせいか、あんまり流行っていない。
なので他のお客さんの居ない時に女将さんや大将に話しかけると、そりゃもういろいろ教えてくれる。
てゆうかなかなかトークが止まらない。
10年くらい前から旧広神村では、田んぼの転作栽培で蕎麦の生産を始めたそうなんですが、最初長野の品種を取り寄せて栽培したら、土壌が合わなかったのか気候のせいか、品質的にダメダメ。
その後代わりに栽培し始めた栃木の在来種が土地に合い、さらには地元の農家の方の勉強と努力もあり、今旧広神村では非常に良い蕎麦が取れるようになった。
なのでこのお店の蕎麦は100%地元旧広神村の蕎麦粉を使っているそうです。
こんな感じでなかなか楽しいお話を聞かせていただきました。
いや~、実に楽しい。
この後無事に長岡に帰りつき、楽しいひまつぶしドライブは終わったのでありました。
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プロフィール
HN:
じん
性別:
男性
職業:
八百屋(青果物仲卸)
自己紹介:
新潟県長岡市の青果仲卸業・カネヘイ青果の中の人。
仕事の事はあんまり書いてないです。
「酒の進むこと風の如く、
すぐ寝つくこと林の如く、
鯨飲すること火の如く、
泥酔すること山の如とし」
仕事の事はあんまり書いてないです。
「酒の進むこと風の如く、
すぐ寝つくこと林の如く、
鯨飲すること火の如く、
泥酔すること山の如とし」
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