越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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燕三条駅近くに新しく出来た『アパヴィラホテル 燕三条駅前』の1階にある『えちご彩菜 楽山楽水』
以前NORIさんと来たことがあるんですが、記事を書くタイミングを逃してそのままになっちゃっているので、今回改めて友達を連れて再訪しました。
場所は燕三条駅すぐ近くのアメリカ屋の隣。
以前NORIさんと来たことがあるんですが、記事を書くタイミングを逃してそのままになっちゃっているので、今回改めて友達を連れて再訪しました。
場所は燕三条駅すぐ近くのアメリカ屋の隣。
今回通されたのはカウンターの板長さん真ん前のかぶりつき。
やがて板長さんがアレコレ盛り付けてると思ったら・・・
お通しで『ヒラメの握り・真鱈の白子ポン酢・おぼろ豆腐』三品。
久しぶりに来たから、すっかり忘れててやたら豪勢なお通しに素で驚いた。
そういやここはお通しが結構すごいんだった。
でも酒頼んでないから(車で来たので)、NORIさんが書いてるように「先付け」というものなのかもしれない。
板長さんによると、本来白子の代わりにふきのとうとなんだったかを和えたものがお通しに付くはずだったんだけど、予想外におかわりが相次いじゃったので無くなってしまった、とのこと。
その相次いでおかわりされるほど旨いふきのとうの和え物も喰ってみたかったけど、この白子の濃厚でクリーミーな味わいもすごかった。
ヒラメの握りも旨かったし、おぼろ豆腐も美味しかった。
ああもう、酒が欲しいなあ~。
お通しを堪能しつつ、とりあえずこの店の名物とも言える『土鍋炊きご飯』を注文する。
前回NORIさんと来た時は『天然真鯛の土鍋炊きご飯』だったけど、この日あったのは『牡蠣の土鍋炊きご飯』
本来土鍋炊きご飯にはシイタケが入るらしいけど、今回は板長さんが寸前で僕がシイタケが苦手だったのを思い出してくれたので、連れの友達は前回のNORIさん同様のシイタケ攻めに遭わずに済みました。良かったね。
それでは『牡蠣の土鍋炊きご飯』が炊き上げるまでの間(約40分)、他のものを食べながら待ちましょう。
『厚焼き玉子』
目の前で板長さんが切ってたのがやけに旨そうだったので注文してみた。
これにですね、醤油を垂らした大根おろしを乗っけて食べるわけです。
・・・いや、これがなんか笑っちゃうほど旨い。
本当に、一口食べた瞬間笑いがこみ上げて来た。
すんげー旨い。
連れの友達は「・・・なんか嫉妬するほど美味い」と言っていた。
感じ方や表現の仕方は人それぞれだけど、これは本当に旨い出汁巻き玉子だった。
続いて俺お薦めの『車海老と津南産舞茸の天ぷら』
そこいらのお店ではあまりお目にかかれない車海老と地元で評価の高い津南の舞茸の天ぷら。
雪国舞茸も昔に比べたら良くなったけど、でもやっぱり津南の舞茸は旨い。
それを笹川流れの藻塩でいただきます。
車海老の尻尾の身はプリプリしているというより、柔らかくふんわりとした食感で、そのやさしい甘みと旨味に思わずニンマリとしてしまう。
天ぷらの衣はふわっと柔らかいのにさくっとしている絶妙の揚げ加減。
油切れの良い軽い揚がり具合で、重たくならないのでいくらでも食べられそう。
たぶん使っている油も良い物なんだろうな、と思う。
普段の僕は天ぷらを食べる時は塩よりも断然天つゆ派なんですが、こちらの天ぷらを食べる時は絶対塩で食べた方が旨いと思います。
この天ぷらを天つゆで食べるなんてもったいない。
珍しい海老の頭の天ぷら。
固い頭の殻は取ってから揚げてあるので、そのまま食べられる。
頭部に残った身肉の旨味と海老味噌の香り。
尻尾に負けず劣らず、これも旨い。
友達はどっちが好きかと強いて聞かれたら、頭の方だと言っていた。
『このわた』
ナマコの内臓を塩辛にした珍味。
能登に行ったときに初めて食べて、その旨さの虜になった。
なんともいえない独特の風味・香りとコク味・・・
日本酒党には最高のつまみだけど、ごはんにも絶妙に合いそうだ。
そしていよいよ待望の『牡蠣の土鍋炊きご飯』が炊き上がって参りました!!
まずは目の前で土鍋の蓋を取り、炊き上がり具合を見せてくれるという、最高のプレゼンテーション。
やがて一旦下げられ具がご飯の中に混ぜ込まれて、茶碗に盛って提供される。
割と薄味であっさりと仕上げられているのに、ご飯には十分な旨味がある。
まさに『滋味』といった感じの味わいで、沁み沁み旨い。
食べ切れなかった分は折りに詰めて持って帰れるが、板長さんによるとほとんどの人が全部食べ切ってしまうそうだ。
そうだろうなぁ、旨いもんなぁ。
炙った油揚げの味噌汁とお新香。
油揚げを炙るという、一手間を掛けてあるのが嬉しい。
お新香も良い漬かり加減で、これがまた実に旨かった。
お新香でもおいしい酒が飲めそうだ。
二杯目からは自分で盛って食べます。
ここで先ほどの『このわた』をご飯の上に載せてみました。
これがもう・・・・・・えもいわれぬ、実に贅沢な味わい。
口に入れて数秒、言葉にならなかった。
旨すぎてお話にならない。
『このわた』は高級珍味だけど、いつかまたやってみたいと思います。
いや、久しぶりに本当に旨い『日本料理』を堪能させていただきました。
ぶっちゃけこのお店は日頃お世話になっている人が経営しているお店なんですが、そういった事抜きでもすごい旨かったです。
本当にごちそうさまでした。
『えちご彩菜 楽山楽水』
住所:新潟県燕市井土巻3丁目211 アパヴィラホテル 燕三条駅前1F(地図)
営業時間:7:00~9:30 17:30~23:00(現在、昼営業はやってません。22:30ラストオーダー)
TEL:0256(62)3282
定休日:日曜日
えちご彩菜 楽山楽水 (割烹・小料理 / 燕三条)
★★★★☆ 4.5
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プロフィール
HN:
じん
性別:
男性
職業:
八百屋(青果物仲卸)
自己紹介:
新潟県長岡市の青果仲卸業・カネヘイ青果の中の人。
仕事の事はあんまり書いてないです。
「酒の進むこと風の如く、
すぐ寝つくこと林の如く、
鯨飲すること火の如く、
泥酔すること山の如とし」
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