津南・たからやの『大名カツ丼』

この日曜日、以前『会津若松・なかじまのソース煮込みカツ丼』の記事のコメント欄で、ＮＯＲＩさんとやり取りしてた津南の『たからや』に大名カツ丼を食べに行ってきました。

ただのカツ丼ではなく『大名カツ丼』を食べに行くわけですから、殿に無礼な振る舞いがあってはいけません。

当日はもちろん二人とも紋付袴の正装でおでかけです。当然です。




こちらが『たからや』の外見。

左側に津南役場を過ぎて、ちょっと行った所の右側の小路に入るとすぐ左側にあります。

ちょうどお昼時に着いてしまったので、結構混んでました。

『たからや』に着くまでの車中で、チャレンジメニュー的盛りだと思ってたのか、さんざんＮＯＲＩさんに「大盛り行け～大盛り行け～」とそそのかされてたけど、ＮＯＲＩさん自身は「普通盛りにする」とか言ってたので躊躇してた。

でもＮＯＲＩさん、たからやに着いてからは気が変わったのか「じゃあ、俺も大盛りで」と言ってきたので、二人とも大盛りにチャレンジすることで話がまとまった。


まさか・・・この時既にブラックノリダーに変身してたとは、おろし立ての新しいパンツのように、穢れないピュアなハートの俺は少しも気づいていなかった・・・


やがてバイトのお姉ちゃんが注文を取りに来た。

ＮＯＲＩさん「え～と、大名カツ丼の大盛り・・・」

俺「二つで」


ＮＯＲＩさん「えっ？」


バイトのお姉ちゃんが立ち去った後、ＮＯＲＩさんはしばらく『失敗したなぁ～』といった顔をしていたが、やがてカミングアウト。

ＮＯＲＩさん「いや～実はじんさんの大盛り頼んだ後で、俺裏切って普通盛りにするつもりだったんですよ～」


なぬっ！？


ＮＯＲＩさん「それでさすがに悪いかなーって躊躇してる間に、じんさんに『二つで』とかって注文されてしまった・・・」

そら自業自得やんけ。

まさに「策士策に溺れる」状態。

それにしてもこの男、案外イタズラ者である。



そうこうしているうちに、やがて大名カツ丼が運ばれて来た。




『大名カツ丼　大盛り』

・・・なんだか距離感がおかしい。

後ろの湯呑みがなんだか小さく見えるが、あれは普通サイズの湯呑みであある。

もちろんカウンターに異様に奥行きがあるわけでもない。

カツ丼の器がやたらとでかいのである。




玉子の端の部分がやけに黒っぽい。

見た目はなんだか会津のソース煮込みカツ丼を思わせる。

だけど食べてみると、砂糖が焦がしたみたいなカラメルチックな風味の、甘味の強いタレで煮込んだような濃厚な味わいで、結構美味しい。

大盛りだったので最後の方はちょっときつく感じてきたけど、甘味の強い濃厚な味のわりにくどさもほとんど感じなかった。

う～ん、これは珍しい味のカツ丼だ！



「夏草や　メシに染み入る　カツのタレ」

タレがまぶされたご飯も美味しゅうございました。


まあそんなこんなで大盛りでも、通常の大盛りより盛りは多く感じたけど、思ってたよりも簡単にペロッて食べてしまいました。


まあそんなところですが、眠くて頭が回らずオチが思いつかないので、これにて一旦終了とさせていただきます。

あらあらかしこ



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