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越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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この記事は『長岡小6修学旅行の定番『会津若松』その2』の続きです。
『長岡小6修学旅行の定番『会津若松』その1』からお読み下さい。




会津ソースカツ丼を喰おうと思ってたんだけど、ひとつ重大な失敗をした。

会津ソースカツ丼に関する下調べをしてこなかったことだ。

どこの店のソースカツ丼が美味いのか?

そもそもどこの店においてあるのか?

さっぱりわからん。


この点ヤスの持ってきた、一昔前のるるぶは全く頼りにならない。

携帯で調べりゃいいじゃん、と思うかも知れんが、あいにく俺もヤスもそんなに携帯マスターじゃない。


ふむ、仕方ない。




適当に動くか。




高確率で失敗を約束する決断を敢えて下し、会津の市街地へと向かった。




写真のタイル敷きの通りは『野口英世青春通り』

野口英世の主な業績はこちら。


福島の人ごめんなさい。





それはともかくとして、とりあえずカーナビに案内してもらいながら駐車場を探して市街地をうろつく。

駐車場に車を止め、ただひたすら街中を歩き回ろうとした矢先、ある店の前でこんな物を見つけた。



裏返しになってるけど、確かに「伝統会津・ソースカツ丼の会」と書いてある。


会津ではこのように地域の食文化を積極的に発信して行こうとしているんだな。

長岡の飲食店も「長岡洋風カツ丼の会」とか言うノボリを立ててくれれば、どの店に洋風カツ丼が置いてあるか一目瞭然で調査するにも便利なのに。



他にお店を探しても見つかるかどうか微妙なので、とりあえずこの店でOKと言うことにした。

狭い階段を上って店内に入り、メニューを確認する。



ソースカツ丼あった!!


さっそく二人でソースカツ丼と、これも会津名物らしい「ニシンの山椒漬け」を注文した。




まず運ばれたきたのは「ニシンの山椒漬け」

なんとなくコハダっぽい感じで、これはなかなか美味い。

ついついお酒が欲しくなってしまいます。


ニシンの山椒漬けを摘みながらマッタリしているうちにいよいよ真打ソースカツ丼の登場です!!




それではいただきます!



うん、普通に美味い。

てゆうか、ご飯の上に千切りキャベツとカツを載せてトンカツ屋のソースをかけただけじゃん・・・。

トンカツソースがご飯にもたっぷりまぶされていて、ちょっとしょっぱくてクドイっす。


よそ様の郷土食をけなす気はないけど、この店のはあまりにも平凡すぎて褒められない。



ちなみに後日調べたら、こちらの『会津主義』というブログにいろいろな会津ソースカツ丼の写真が載ってました。


その他『金沢フリークのページ』と言うサイトの『金沢への道』というコーナーで調べたら、会津若松市の『番番』、河東町の『十文字屋』のソースカツ丼が美味そうです。

やっぱり事前のリサーチは重要です。



会津のソースカツ丼の特徴についてですが、「ご飯の上に千切りキャベツとカツを載せてソースを掛ける」と言う説明を読んでも、別にその辺は他所の地域のソースカツ丼とはなんら変わらないのでピンと来ません。

今回行ったお店もそうですが、上記ブログやサイトの写真やレビューを見た限りでは他所のソースカツ丼とのもっとも大きな違いはソースなんじゃないかと。

福井・長野駒ヶ根・群馬前橋・群馬桐生とソースカツ丼がありますが、それらは大体ウスターソースか中濃ソースを使っていると思われるのに対し、会津のはもうくどいぐらいコッテリとしたトンカツソース。

このコッテリとしたソースがハマる人には堪らないんじゃないかと思います。


まあそんなに各地ソースカツ丼について詳しい調査をしたわけではないので、単なる仮説に過ぎませんが。


またいずれ会津に再訪して、今度は美味しい会津ソースカツ丼を食べたいと思います。



さて、食事の後は会津の街中を歩いて回った。



こちらはたくさんの民芸品などが置いてあるお土産屋さん。

なかなか風情のある作りのお店で、いろいろ欲しい物があったんだけど予算の都合で諦めた。



味噌屋の満田屋さん。

店舗の奥の方で会津の名物である田楽を食べさせてくれるらしいんだけど、全然お腹空いてないので食べられませんでした。



上杉氏が会津に入封する前に会津を治めていた蒲生氏郷に因んだ「レオ氏郷南蛮館」

中に入らなかったのでどんな施設なのか、さっぱりわかりません。


まあこうしてあちこち動いたり休んだりしている間にいい時間になってきたので、そろそろ本場の喜多方ラーメンを食べに向かいます。




腹減ってないけどね・・・




『長岡小6修学旅行の定番『会津若松』その4』に続く




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