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越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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前々からヤスとこの連休に旅してこようという計画はあったのだが、佐渡で金山&トキ&リアルジェンキン寿司・山形で冷たい肉蕎麦&芋煮&米沢で直江兼続の「愛の前立兜」(本物)・仙台で牛タン&青葉城&ヤスの友達と遊ぶ等々の、俺のプレゼンにヤスが納得せず、一旦はヤスは東京に行くとのことで話は流れた。


だが前々日の夜になって急に「東京行きのチケット取れなかったから、やっぱどっか行かない?」と誘われ、それから前日夜にかけて慌ただしく行き先決定と宿の予約と下調べをすることになった。

まあこんなわけで、結局またもや無計画な旅に出かけることになりました。



12日朝7時過ぎに長岡出発。

これから前日に決めた「金沢~能登半島周遊の旅」へ。

さらば長岡、しばしの別れ。



途中、越中境PAで遅い朝食。




「氷見うどん」

具はネギに富山名物の白エビとカマボコ。

氷見うどんは秋田の稲庭うどんと同じく、能登の輪島素麺からその技法が伝わったそうです。

輪島素麺は織田信長が朝廷へ献上したことがあるくらい昔からのブランド品でしたが、明治の廃藩置県で藩の保護を失い廃れてしまって以来幻のそうめんになってしまったのですが、近年の地域食ブームの中で復活したみたいです。

まあどっかから素麺作りの技法を教えてもらったんでしょう。


あ、氷見うどんの話でしたね。

いや、美味しかったですよ。温かいうどんだったので稲庭うどんほどコシがあるかどうかまではわかりませんでしたが。




まあそうこうしているうちに金沢に到着。

で、とりあえず有名どころの兼六園に行こうと思ってたんですが、既に兼六園の駐車場に入る車の行列がものすごい有様だったんですよ。

駐車待ちの車で大渋滞。

さすが有名観光地の超有名観光スポット。

ラーメン屋の行列にすら並ぶのが嫌いな僕はすっかり嫌気が差しちゃいました。

兼六るのはまた今度でいいやって。

「人がウジャウジャいる庭園眺めてもしょうがねえし」って、「すっぱいブドウの理論」的負け惜しみをかましつつ、金沢のもうひとつの目的であるハントンライスを喰いに行くことにした。



金沢が誇るローカルなB級グルメであるハントンライスの人気店「キッチン杉の実」


『キッチン すぎの実 』
石川県金沢市石引2-8-7
TEL 076-222-4866
[営業時間] AM 11.30~PM 3.00  PM 5.00~PM 9.30
[定休日] 毎週木曜日
 駐車場 お店の脇の小路を入っていき、かなり裏の方に2台ほどあります。




ハントンライスの他にカツハントン・海老ハントン・ボンライス・カリピラフなどの魅惑的なメニューが並ぶ。

ヤスがハントンライスをチョイスしたので、俺はカツハントンを注文。


ちなみにハントンライスとは、トマトケチャップで味付けしたバターライスに薄焼き卵を被せた上に、魚のフライを載せタルタルソースやサウザンソースを合わせた料理。

その名前の由来はハンガリー料理のグラッシュをヒントに考えられたところから、ハンガリーの「ハン」にフランス語でマグロという意味の「トン」を組み合わせてつけられた名前だそうです。

なんでここでフランス語が絡んでくるのかわかりませんが。




『カツハントン』(スープ・サラダ付き)

ケチャップで味付けされたバターライスの上に、ふんわり半熟な薄焼き卵と一体化したカツの上にデミグラスソースが掛かっていて、凝固してない卵液が皿の上に広がっている。

うん、なかなか美味そう。



食べてみるとライスはバターライスっていうほどバターの香りはしない。

ただの具無しのチキンライスだな、こりゃ。

でもなかなか美味しい。

いかにも昔の洋食といった感じの料理かな。



ヤスが注文した『ハントンライス』

こちらはカツではなく、薄焼き卵の上に一口大の白身魚のフライが載っていて、その上にサウザンソースが掛けられている。



ヤスから白身魚のフライを一個貰う。

なんとなくカツハントンよりもあっさりした感じで、どちらかと言えばハントンライスの方が好みの味だったかも。


まあ今は亡き『きゃとるせぞん』の「オムライス・イタリア風」みたいな旨さを期待していただけに、正直ちょっと期待外れでしたが、結構普通に美味しかったです。

B級グルメというのはそんなもんです。

過度の期待をしちゃいかんのです。



食後、駅内にある百番街を冷やかすために金沢駅に向かった。



金沢駅に着いた。

駅前駐車場に車を止め、急いで駅構内に向かう。

1時からF1日本グランプリの中継が始まるので、急いで見てこなければならないのだ。



モニュメント的な門とかなり天井の高いガラス張りのアーケイド。

すぐ脇のバスのロータリーを見ると「兼六園行き」のバス停は物凄い行列。

やっぱ行かなくて良かった。(すっぱいブドウの理論


駅構内の百番街では、名物その他を冷やかすのに夢中になりすぎて写真撮り忘れちゃったけど、かなり楽しかったです。

むしろ今夜は外に飲みに出ないで、輪島のホテルの部屋でここで買ったもんを肴に飲もうかと、マジで相談してたぐらいでした。



駅から出ると、なんかの食のイベント会場に出くわした。



ああっ!海鮮バーベキューやってる!!

やべっ、ここで飲みてえ。


なんで金沢駅前で宿とらなかったんだ・・・

この時、輪島に宿をとったことをちょっと後悔した。



ふと気づくともう2時過ぎ。

日本グランプリの中継、始まりまくり!

あわてて撤収。

これよりどっかの駐車場で日本グランプリの中継を観戦しつつ、輪島に向かいます。




『金沢~能登の旅 その2』に続きます。

拍手[1回]

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コメントありがとうごさいます。
お久しぶりです。
コメントありがとうございました。
長岡もプロデュース、島田化学と続きましたね。
でも裏を返せば、それだけある程度の取引をしている会社が多いという裏づけのような気がします。
頑張れ長岡!!
また長岡ネタをアップさせて頂きます。
これからも宜しくお願いします。
越佐こだわりです URL 2008/10/22(Wed)22:10:18 編集
無題
ハントンライスうまそげですねぇ。
カツハントンは長岡の洋風カツ丼に通ずる、
ごちそう感があるますな。
昔こちらのローカルフード特集に対抗して
長岡醤油赤飯を数店舗食ってみたんですが
どこも大差なくレビューに値しないと判断し
完全にお蔵入りしたのは秘密ですw
しましま某。 2008/10/23(Thu)19:26:50 編集
無題
>越佐こだわりさん

わはは、確かにここ最近長岡はプロデュースや島田化学やイノシシ等々あまり芳しくないニュースで世間を騒がしてましたね。
そろっと汚名返上といきたいところです。
ブログの方、ちょくちょく読ませていただいてます。
長岡ネタ楽しみにしておりますので、今後ともよろしくお願いします。


>しましま某。さん

醤油赤飯食べ比べ、僕もやりました。
好みから言えば川西屋の赤飯が一番好きだったんですが、残念ながら赤飯の微妙な味わいの違いの表現に苦しみ悶えつつイスごとひっくり返ること2回。
結局ボツにしました。
じん 2008/10/23(Thu)21:27:12 編集
おもしろい!
心遣いのコメント、ありがとうございました。

金沢って魚介類と輪島塗りみたいなイメージしか
ありませんでしたが、ハントンライス?!
こんなご当地グルメがあったとは。
面白そう~。行ってみたい!
NORI URL 2008/10/31(Fri)13:54:44 編集
退院おめでとうございます
ハントンライスは元々知ってたんですが、出がけに調べたら他にも金沢だか石川3大B級グルメなんてのもあるみたいで・・・まあそっちはたいしたことなさそうなんですが(チェーン店ばっかり)
夕食は輪島で魚喰ってきたのでそちらのレポートもうすぐ書きますので今しばらくお待ちを。
じん 2008/11/02(Sun)14:21:31 編集
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