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越後長岡を中心にローカルな食べ物やネタをレポートするB級ブログ
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ヒマだったので、塩沢までドライブがてら「巻機かぐらなんばん味噌・生」を買いに。

国道17号から塩沢駅方面に曲がり、しばらく行くと「はりまやスーパー」の斜め前に「結芽問屋(ゆめどんや)」がある。



うっかり通り過ぎてしまいそうけど、「塩沢産品・地元情報」の看板を目印にしていくといいかも。




店内の様子。

PM1時頃、客数0。なんだかかなり穴場っぽい雰囲気。



こちらが「巻機なんばん味噌」の生タイプ。

生タイプは「結芽問屋」のみで限定販売されている。

通常の加熱殺菌されたものは斜め向かいの「はりまやスーパー」他でも手に入る。



おおっ!あいすくりーむもあるじゃないか!

すみません、ヤーコン・パパイヤアイスください!



ふと壁を見るとお品書きが。

おお、ここでメシ食ったりお茶したり出来るようになってるのか!

買い物ついでにこの辺の美味い店を聞こうと思ってたけど、ここで喰おう。

「味噌焼きおにぎり」や「田舎玄米炒飯」も気になったが、ここはオーソドックスに「季節の田舎膳 950円」を注文。



イカス直江兼続。




「季節の田舎膳」

本当に田舎料理って感じの料理が並んでいる。

家で食える感があるから遠出先ではあまりこうゆう田舎料理っぽいのは食べないんだけど、なんか妙に美味そげな気がしてきた。



巻機なんばん味噌オンザ塩沢産魚沼コシヒカリ。

魚沼コシの産地の中でも、塩沢産は特に評価が高いと何度か聞いたことがある。

その塩沢産コシにピリ辛のかぐらなんばん味噌・・・旨かったです。

でもバカ舌なのでディープな米の旨さの違いまではわかりません。



「旬の具だくさん汁」

いわゆる「けんちん汁」

大根や芋、干しズイキ・なめこ・あぶらげ等々・・・かなり具沢山。

味付けも良く、これは特に旨かった。



「棒ダラ煮」

これも骨までそのまま食えるくらいに煮付けてあり、味付けも濃すぎず甘すぎず、いかにもちょうど良い。

つけ合せのミディトマトも甘さと酸味のバランスが良く、旨いトマトだった。



「ズイキの甘酢漬け」

これは本当に甘酢漬けって感じの甘さだった。

食べてる途中でフルーティさまで感じてしまって、さすがに本当に舌がバカになってしまったのかと思った。

いくらなんでもズイキがフルーティってなんだよって。


美味しかったんだけど、甘さがある分もうちょっと量が少ない方が良かったかも。

でもまあ、それは好みの範疇かな。




ぜんまいが太い、柔らかい!

美味しいです。



キュウリとキクラゲ、油揚げの入った酢の物。

それにスリゴマも合わせてある。

これは旨かったなあ。



手作りコンニャクの煮物。

生姜を利かせてさっぱりと。

手作りコンニャクらしいザックリとした歯触りに、よ~く滲みた出汁の味付けが絶妙。

めっちゃ旨かった。



ここの料理は基本的に味付けが良く、その味付けも濃過ぎず塩梅よく煮付けられている。

これを作ったお母さんはきっとかなりの料理上手なんだろうな。


まあごはんのおかずにはちょっと弱いかもしれないが、ごはん自体が美味しいのでさほど気にならずに食べ進められた。

あえて不満な点を上げるなら、ごはんの盛りが少ないってことぐらい(笑)



食べてる途中でふと壁を見ると、あんぼも置いてあるらしい。

おお、これも食わねば!



あんぼとは、わかりやすく説明すれば長野のおやきみたいなもの。

長野のおやきの皮が小麦粉を練って作られてるのに対し、あんぼの皮はうるち米の粉を練って作る。


たぶん昔は割れ米などをこうして有効利用していたのかもしれない。

まあ見た目は団子見たいですが・・・



中身は大根菜を炒めたもの。

まあ店によってはあんこが入ってるものもあるから、その場合は団子と変わらないかな。

ここんちのあんぼは皮にヨモギも一緒に練り込まれているので緑色だけど、練りこまれていないものもあって、その場合はもちろん白い。



食後に「薄荷(ハッカ)のアイス」が出てきた。

お店のお母さん曰く「塩沢は薄荷の産地だからね~」

え、そうなの?今まで知らんかった。


小さなレンゲで掬っていただく。

!?

薄荷のアイスというから、てっきり強い薄荷の香りがして息がスースーするような奴かと思ってたら、意外にも濃厚なミルキー感あって風味付け程度に薄荷の香りが抑えられた美味しいアイスクリームだった。

スースー感も食べた後に「あ、そういえばスースーするなー」ぐらいな感じ。


いや~美味しゅうございました。

僕の頼んだ「ヤーコン・パパイヤアイス」がどうなったかなんて、もうどうでもいいぐらい満足です。

ごちそうさまでした。

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無題
ぜんまいと麩の煮物。
私の大好物です(^^)
そんなに好きなら自分で採れ!と言われそうなのですが、山菜の師匠(オヤジ)がぜんまいが好きでないので、私も採り方がわからない…
わざわざ買うのは悔しいので、やっぱりこういうお店で食べるのが一番ですね。
いがたけひこ URL 2008/09/26(Fri)12:30:16 編集
いいですねえ~
僕は山菜採りに行ったことがないです。
行きたいと思いつつもなかなか機会が無いうちにいつもシーズンが終わってしまいます。
ミズナとかヤマブドウの新芽とかウドとか大好きなんですけどねえ。
そういえばたしか山古志でシーズンになると山菜採りを教えてくれるようなイベントみたいなのがあったような・・・憶えてたら来年参加してみようかな~。
そういえば、ぜんまいは斜面を登りながら採らないといけないと聞いたことがあります。
逆に沢などの斜面を下りながらだと重くて登って戻れなくなり、結局捨ててこなければならなくなるからだそうです。うろ覚えですが。
じん 2008/09/26(Fri)22:43:45 編集
知らなかった・・・。
市内に住んでいながら、こんな名所は知りませんでした。
田舎料理とか家庭料理って、おいしいときと、家の方がいいかもってがっかりのときがあります・・・。
五日町のクグロフというお店の田舎料理もよいですよ。
Till 2008/09/28(Sun)14:07:56 編集
ですよね
遠出先での田舎料理や家庭料理のお店は、当たりなら良いけどハズレを引くとガッカリ度がハンパないので、僕も何気に敬遠してました。

五日町のクグロフ、洋風な名前なのに田舎料理とはなんぞや!っと思い、ググッてみたらマクロビオテックなお店みたいですね。
正直マクロビに興味があるわけでもなく知識があるわけでもないですが、料理の写真が美味そげだったので一度行って食って見たいと思います。
じん 2008/09/28(Sun)19:54:46 編集
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